非破壊検査技術で未来のモビリティーと社会づくりに貢献します。

航空・宇宙、鉄道、自動車、素材、建材分野等において高精度の検査技術を活かし、安心安全の暮らしを提供してまいります。

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NDT:Non Destructive Testing非破壊検査とは

非破壊検査とは、材料や部品または完成品において目視で確認できない内在するクラックやボイド(気泡)などの欠陥または状態を、物理的に破壊することなく検査できる検査方法です。
検査方法にはさまざまな種類がありますが、対象物へ放射線や超音波などを入射して内部きずを検出することができるため、先端材料の研究や工業製品の開発の分野でよく使われています。

UT:Ultrasonic Testing超音波探傷とは

超音波探傷とは、超音波を利用して金属や複合材料などの欠陥を検出する非破壊検査の一種です。
超音波探傷には主に反射法と透過法の方法があります。

・反射法は、超音波のパルスが物体表面や内部を伝搬する際、音響インピーダンスが違う物質の界面(異材・空隙)で一部が反射し、反射波の強弱や伝搬時間によって、欠陥(きず)の有無、大きさや性状及び探傷面からの位置(深さ)などを知ることができる。

・透過法は、送信探触子により発せられたパルスを受信探触子により受信する方法で、超音波が物体内部を伝搬する際、欠陥部分によって透過エネルギーが遮られることから、透過波の強弱により、欠陥(きず)の有無、大きさや性状などを知ることができる。

探傷に使用する超音波の周波数は0.1MHz~100MHzの範囲であり、金属材料では1~10MHzの周波数が最もよく使用されています。

Air-coupled ultrasonic Testing空中超音波探傷とは

空中超音波探傷とは、従来の超音波探傷においては物体に超音波を伝搬させるために、水や油等の接触媒質が必要とされてきましたが、この探傷方法の場合は接触媒質を必要とせず、空中を超音波が伝搬するので製品を非接触で探傷することができます。製品本体に接触媒質がつかないため、水や油等を適用できないものも探傷できることが大きな特長です。
ジーネスでは、高感度探触子を用いた探傷で、これまで難点とされていた建材(木材・耐火材)などの厚物に対して感度良く探傷ができるようになりました。

グループ会社GROUP COMPANY

株式会社セイワ技研

電池検査・試験装置・計測機器メーカー

株式会社パントス

記録計・電気計測機器・データ収録装置メーカー